2022-05-17
チラシやインターネットで広く宣伝し、誰の目にもとまりやすいイメージのある不動産売却。
さまざまな事情で近隣に気付かれずに手続きを進めたい方のなかには、不安に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、近隣に気付かれずに不動産売却するためのポイントとして媒介契約や売却活動の方法、売却に必要な期間についてご紹介します。
北九州市(八幡東区は除く)や遠賀郡、糟屋郡(久山町は除く)、下関市エリアで不動産売却を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
近隣に気付かれずに不動産売却するための1つ目のポイントは、媒介契約です。
媒介契約とは、不動産会社に仲介を依頼して売却手続きを進める際に必要な契約のことを指します。
不動産売却には専門知識が必要なうえ、個人間でおこなうとトラブルになりやすいため、不動産会社が間に入り、売却活動などをおこなうのが一般的です。
媒介契約をおこなうまでには、ほかにも手続きが必要です。
一連の流れを見ていきましょう。
ステップ1.不動産会社へ売却の相談
まずは不動産会社へ売却について相談します。
適切な対応をおこなえるように、近隣に気付かれずに売却したい旨をしっかりと伝えておきましょう。
ステップ2.不動産会社への査定依頼
売却予定の不動産の資産価値を調べるため、不動産会社へ査定を依頼します。
査定を依頼すると、物件の状態はもちろん立地や周辺環境などまで加味して、どのくらいの価格で売却できそうか提示します。
ステップ3.不動産会社と媒介契約の締結
仲介を依頼する不動産会社を決めたら、いよいよ媒介契約を結びます。
実は、媒介契約は3種類あり、売り手が選択しなければなりません。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
一般媒介契約
専任媒介契約
専属専任媒介契約
上記の特徴を踏まえると、近隣に気付かれずに売却するためのおすすめの媒介契約はレインズへの登録義務がない一般媒介契約です。
レインズとは、国土交通大臣指定流通機構のことで、ほかの不動産会社を通して広く買い手を見つけられるシステムのことを指します。
このようなレインズの特性を考えると、登録すれば近隣に気付かれてしまう可能性が否定できません。
しかし、窓口が1本化され、売却活動の報告義務もある専任媒介契約や専属専任媒介契約のほうが希望価格でスピーディーに売却できる可能性が高まります。
レインズへの登録の際に「広告掲載不可」とすることも可能なため、早く売却したい場合は、専任系の媒介契約を検討してみても良いでしょう。
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近隣に気付かれずに不動産売却するための2つ目のポイントは、売却活動です。
前の章でお伝えした媒介契約を結んだあとは、いよいよ売却活動がスタートします。
本来であれば買い手を見つけやすくするために、チラシやインターネットを通して物件情報を拡散しますが、気付かれずに売却するためにはどうすれば良いのでしょうか。
まずはどのように売却活動をおこなうのか、不動産会社に確認します。
チラシの配布などで近隣に気付かれてしまう可能性もあるため、「このエリアは避けてほしい」などの希望がある場合は事前に伝えておきましょう。
不特定多数が出入りする内見の際にも気付かれてしまうことが多いため、目立たないようにするなど対策することが大切です。
売却期間が長引くと、気付かれてしまう可能性も高まるため、いかにスピーディーに売却するのかも重要になるでしょう。
いずれにしても仲介で売却する場合は、近隣に完全に気付かれずに売却するのは難しいケースもあることを覚えておいてください。
ここまでご紹介したように、仲介で近隣に気付かれずに売却手続きを進めるのは厳しい場面もあるでしょう。
そこでおすすめの売却方法が、不動産会社と直接取引する買取です。
買取であれば第三者の買い手を探す必要がないため、内見で不特定多数の方が出入りすることもありません。
不動産会社と取引の際に面会するだけなので、近隣に気付かれずに売却手続きをおこなうことが可能です。
また、引き渡しの時期が決まれば契約もすぐにおこなうことができ、急いで引っ越しが必要な方にもおすすめです。
買取価格は仲介による売却価格より低くなってしまいますが、決済がスピーディーで、近隣に気付かれないという大きなメリットがあります。
直接取引のため、仲介手数料がかからないことも嬉しいポイントと言えるでしょう。
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近隣に気付かれずに不動産売却するための3つ目のポイントは、売却手続きに必要な期間です。
近隣に気付かれずに売却したい場合、なるべく手短に手続きを終わらせたいですよね。
どのくらいの期間が必要なのか事前に把握しておきましょう。
相談→査定→媒介契約までの流れに必要な期間は、1週間から4週間ほどです。
不動産売却の場合は精度の高い訪問査定をおこなうのが一般的ですが、結果が出るまでには1週間から2週間ほどかかります。
前の章でお伝えした媒介契約の選択も大きなポイントとなるため、慎重に検討しましょう。
売却活動→条件交渉→売買契約までの流れに必要な期間は、1か月から3か月ほどです。
売却活動で買い手を探さなければならないため、なかなか見つからなければさらに長引くことも考えられます。
「近隣に気付かれずに」という条件があるため、不動産会社と連携して上手に売却活動を進めていくことが大切です。
代金決済→引き渡しまでの流れに必要な期間は、1か月から2か月ほどです。
買い手の住宅ローン審査がおこなわれるため、代金決済には時間がかかることを覚えておきましょう。
まず物件価格の10%ほどを手付金として受け取り、残代金を決済日に受け取る流れです。
不動産会社への仲介手数料は手付金から支払います。
代金決済の準備が整えば、引き渡しは1時間ほどで完了します。
代金決済と引き渡しは同時におこなわれるケースが多いでしょう。
このように、仲介で不動産売却した場合は、トータルで半年ほどかかると見ておくと安心です。
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今回は、近隣に気付かれずに不動産売却するためのポイントとして媒介契約や売却活動の方法、売却に必要な期間についてご紹介しました。
仲介で近隣に気付かれずに売却するのは難しいケースもあるため、買取も視野に入れて売却を検討されてはいかがでしょうか。
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